配当利回り10%のORCCがSBI証券で取り扱っているとのことで、暴落中に仕込んでおきたい
高配当が魅力のBDCにいつか投資をしてみたいと思っていましたが、私が使っているSBI証券ではこれまで取り扱いがされていませんでした。
しかし、たまたまBDC界の最大手ORCC(Owl Rock Capital Corporation)の取り扱いがスタートしていたと知り、この暴落中に仕込むべく軽く調べてみたのでシェアしたいと思います。
1. そもそもBDCとは?
BDCの投資先
BDCとは、中堅企業等(中小企業から上場企業まで)の事業開発をメインに金融面のサポートや経営支援を行う投資会社を指します。
主に、銀行から融資を得ることが困難な企業へ投資するため、そのほとんどが新興企業です。そのため、ハイリスクである一方で、投資企業の成長や上場によりハイリターンを得ることができます。
良い例で言えば、創業時のアップルやインテル、グーグルなどがBDCから融資を受けていたようです。
BDCに係る規制
BDCはREITのように、法人税の免除を条件に利益の90%以上を投資家に配当として分配するよう規制がかけられています。そのため、BDC投資家は高い配当リターンを得ることが可能となっています。
2. ORCCとはどんな会社?
概要
ORCCは、BDCの中で時価総額がトップクラスです。BDCといえば、ARCCが有名ですが、そのARCCとほとんど同じ時価総額となります。
ただ、上場したのは2019年の7月ということもあり、まだ配当実績や今後の株価推移などは予想しにくい面があります。
主な株式指標
配当利回り10%近くとなっています。特に直近はコロナショックの影響で株価が落ち込み、利回りが急上昇しています。
配当推移と配当支払い月
毎期同じような水準の配当が支払われているようですが、まだ上場して間もないことから今後の行く末を見守る必要がありそうです。
特にリーマンショックなどの金融危機の際には要注意です。
権利確定日と配当支払い月は以下の通りです。
権利確定日:3月,6月,12月、配当支払日:1月,5月,8月
下表を参考にしましたが、四半期ではないのかな?と思っています。ここの辺りは実際に仕込んで確認してみたいと思います。
毎年、若干権利落ち日や支払い日が変わるので、詳細は以下のサイトで確認することをオススメします。
ちなみに配当情報はこちらのサイトを参考にしています。
3. まとめ
SBI証券で唯一?扱っているBDCということで、直近のコロナショックによる減配リスクも覚悟した上でこの暴落中に仕込んでおきたいと思います。(もうすでに上昇の兆しがありますが)
どのみち、減配したとしても平時に戻ればかなりの高配当になると思うので、高配当投資家の方はまだ実績のない銘柄ではあるものの、SBIユーザには貴重なBDCですので、一行の余地はあるのはではないでしょうか。
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